企画は、頼みごとを一つに絞る
告知文をAIに見せたら「お願いが多すぎる」と切られた話
参加者を増やしたいのに、自分で参加方法を複雑にしていた
記事を貼ってください。
どんな記事か、一言添えてください。
できれば、いいねとリスタックもお願いします。
ほかの人の記事にもコメントしてください。
毎週水曜に行っている記事交流で、私はこんなふうにお願いを増やしていました。
せっかく企画を開くのだから、できるだけ多くの人に参加してほしい。参加者同士でも交流してほしい。企画自体も広めてほしい。
親切に説明しているつもりでした。
ところが告知文を編集AIに見せたところ、最初に切られたのは文章の長さではありませんでした。
お願いが多すぎます。
企画の目的は伝わっている。それでも、読者が最初に何をすればいいのかが見えない。
参加してほしくて説明を増やした結果、自分で参加の入口を狭くしていたのです。
AIが切ったのは、文章の長さではなかった
編集AIに渡したのは、毎週使っている記事交流の告知文です。
狙いは、「Substackで記事を書いている人に、コメント欄へ自分の記事を貼ってもらうこと」。
AIは、この目的自体は正確に拾いました。
そのうえで、最大の弱点をこう整理しました。
主行動と協力依頼が、同じ強さで並んでいる。
参加するための行動は「記事のURLを貼る」です。
一方、いいね、リスタック、ほかの参加者へのコメントは、企画を盛り上げるための協力依頼です。
ところが元の告知文では、どれも同じ大きさで書かれていました。
読む側からすると、こうなります。
記事を貼るだけでは参加したことにならないのか
一言を書かなければ失礼なのか
リスタックまでしないといけないのか
ほかの人へコメントする時間も必要なのか
どれが必須で、どれが任意なのかわからない。
すると人は、いちばん安全な行動を選びます。
何もしない、です。
この診断を出したのが「AI井原西鶴さん」です
ここで使った編集AIには、名前があります。
私が作った「AI井原西鶴さん」です。
名前だけ聞くと、ずいぶん変わったAIに見えるかもしれません。
役割は、文章を上手に言い換えることではありません。
想定読者として原稿を上から読み、
どこで意味を見失うか
どこで退屈するか
何が不安で動けないか
書き手が気づいていない前提は何か
を指摘する編集AIです。
今回も「文章を短くしてください」とは頼んでいません。
企画の目的と告知文を渡し、読者がどこで止まるかを見てもらいました。
だから出てきたのは、言い回しの修正ではなく、「参加」と「協力が混ざっている」という構造の指摘でした。
文章は自分で何度も読むほど、書き手の意図で補ってしまいます。
自分には必須と任意の違いが見えている。だから読者にも伝わると思ってしまう。
AI井原西鶴さんにさせているのは、文章を書く仕事というより、その思い込みを外す仕事です。
主催者は「全部してほしい」。参加者は「一つならできる」
企画をする側と、参加する側では、見えている景色が違います。
主催者は、企画全体を見ています。
記事を集めたい。交流を生みたい。リスタックで広げたい。次回も参加してほしい。
だから、一度の告知に全部を書きたくなります。
しかし参加者が見ているのは、「今、この画面で何をすればいいのか」です。
企画の理念に共感していても、やることが四つ並んだ瞬間に負担を感じます。
問題は、協力をお願いすることではありません。
最初の一歩と、その後の協力を同じ場所に並べることです。
そこで告知文を、三段階に分けることにしました。
必須:参加を完了させる行動
補助:参加しやすくする情報
任意:企画を広げる協力
今回なら、必須は「記事を一本貼る」だけです。
「新しい記事でも過去記事でもいい」「どんな記事か一言あると読みやすい」は補助情報。
リスタックは任意の協力です。
この順番にするだけで、読者が最初にやることが見えます。
削るべきなのは、説明ではなく「同格のお願い」
「文章を短くすればよい」と考えると、必要な説明まで削ってしまいます。
今回、減らすべきだったのは文字数ではありません。
同じ強さで並んでいる依頼でした。
書き直した告知文は、こうなりました。
おはスタック。水曜日は記事交流の日です。
あなたの記事を読ませてください。コメント欄に、今いちばん読んでほしい記事を一本貼ってください。新しい記事でも過去記事でも大丈夫です。
どんな記事か一言添えてもらえると、ほかの人も読みやすくなります。私も順番に読みに行きます。リスタックも大歓迎です。
最初に「記事を一本貼る」と書く。
本数を決めることで、何本までよいのか迷わせない。
過去記事もよいと明記して、新しい記事がない人を除外しない。
一言をお願いする理由も、「ほかの人が読みやすくなるから」と伝える。
そしてリスタックは、最後に任意の協力として置く。
お願いの数は減らしましたが、参加するための判断材料は増えています。
ここが大事でした。
参加者の利益を、お願いより前に置く
もう一つ直したのは、主催者の都合より、参加者が得られるものを先に見せたことです。
主催者が欲しいのは、投稿、反応、拡散です。
しかし、それは参加者が企画へ入る理由にはなりません。
参加者が知りたいのは、
自分の記事を読んでもらえるのか
過去記事でも参加できるのか
ほかの読者と出会えるのか
どこまでやれば参加完了なのか
ということです。
だから最初に置いたのは、「あなたの記事を読ませてください」と「私も順番に読みに行きます」でした。
人は、お願いの数では動きません。
自分にとっての意味と、最初の一歩が見えたときに動きます。
約束を大きくしすぎない
一方で、「私も読みに行きます」という言葉にも注意が必要です。
参加者が増えれば、すべての記事に長いコメントを返すことはできません。
曖昧なままにすると、「貼れば必ず感想をもらえる」と受け取られる可能性があります。
そこで、必要なら次の一文を添えます。
すべてにコメントはできませんが、順番に読みに行きます。
先に線を引いておけば、参加者の期待と主催者の負担が膨らみません。
企画が続かなくなる原因は、参加者が少ないことだけではありません。
主催者が、自分で守れない約束を増やすことでもあります。
続く企画にするには、参加者の行動だけでなく、主催者の約束も一つずつ軽くする必要があります。
告知文にある「動詞」を数える
自分の告知文が複雑かどうかは、簡単に確認できます。
参加者へ向けて書いた動詞へ、丸をつけてみてください。
「貼る」「書く」「フォローする」「購読する」「コメントする」「リスタックする」。
動詞が増えるほど、読者の頭には新しい作業が増えます。
次に、その動詞を三つへ分けます。
参加に必須
あると助かる
完全に任意
必須が二つ以上残ったら、本当に両方必要かを考える。
これだけで、告知文の入口はかなり見えやすくなります。
AI井原西鶴さんが役立ったのは、立派な言い換えを出したからではありません。
主催者の頭の中で混ざっていた「参加」と「協力」を、別々の行動として見せたからです。
公開前に確認する五項目
次に企画を告知するときは、この五つを確認してください。
参加が完了する行動は、一つになっているか
必須と任意が、見ただけで区別できるか
参加者の利益が、主催者のお願いより先にあるか
数・範囲・条件が具体的に書かれているか
自分が守れない約束をしていないか
企画は、中身だけで決まりません。
入口で迷えば、面白さが伝わる前に終わります。
説明を増やす前に、まず頼みごとを一つに絞る。
今日、自分の告知文にある動詞へ丸をつけてみてください。
最初に残す動詞が、その企画の入口です。
今回使った編集AIについて
ここからは、少しだけ宣伝です。
今回使った「AI井原西鶴さん」は、現在販売しているYUKIさんとのコラボBrain『Substack×Brainアフィリエイト新攻略法』のレビュー特典として案内しています。
文章を自動で立派にしてくれる魔法の道具ではありません。
書き手には見えなくなった離脱点や、足りない判断材料を、読者の側から指摘する編集役です。
まずは、この記事の五項目だけでも自分の告知文を確認できます。
それでも一人で直す場所を決めにくい人は、商品ページのレビュー特典欄で内容を確認してください。
受け取りには所定の条件があります。最新の条件は商品ページと購入後の案内をご確認ください。



キャンディさんに聞いて
水曜日見に行こεε=(((((ノ>ω<)ノ︎✿︎
と探してたら…
ここについた|・ω・*)︎✿︎?!アレ?
最初のグレーのとこ
あたしには
なんて分かりやすいのだ
"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎でしかなかった
協力依頼には見えなかった
気づかなかった(T^T)✿ᵕ̈*
これがここの交流法なら
めっちゃおもろいやん
(♡ˊ艸ˋ)♬*ってなった
だっておもろい記事集まる
どんな記事か教えてくれてる
あたしはいつも良いと思ったら♡もコメントもリスタックも衝動的にしてしまうから...ここではし放題でいいのかも( ◍•㉦•◍ )♡ってなった
衝動的にすることがあれ?やりすぎてるかな?!って感じる時もあるから
逆にしてくださいは
本当に有難かった(♡ˊ艸ˋ)♬*
広すぎるサブスタを冒険も
楽しいけど...
水曜日を楽しんでみたくなった
なんか違うとこ着いて
また衝動的に書いてる
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー☆*。
水曜日探しに行きます
(*>∀<)ノ))☆*。
お願いを減らすのではなく、「最初の一歩」を一つに絞る!
納得感があります..!
たしかに読者は何から始めればいいかが分かると、動けますね✨