役に立つ投稿より、愚痴が伸びた話
Substackで全投稿に同じ役割を持たせない
「これは読んでほしい」と思って出したNotesほど、なぜか伸びない。
ところが、深く考えずに書いたひと言には反応が集まる。Substackを続けていると、こんな逆転現象が起きます。
以前、私にも同じことがありました。
伸ばしたかった投稿は伸びなかったのに、「サブスタってむずいね。伸ばしたい投稿が伸びないで、ちょっと愚痴った投稿が必要以上に伸びてしまう」と書いたNotesには、思った以上の反応が集まったのです。
正直、複雑でした。
「時間をかけて書いた投稿より、数十秒の愚痴のほうが届くのか。」
これでは何を投稿すればいいのか、わからなくなります。
ただ、ここで「役立つ情報は求められていない」と結論づけるのは早い。問題は内容ではありません。一つの投稿に背負わせている、役割の数です。
役立つ投稿は、読む前に準備がいる
愚痴や失敗談は、一瞬で意味が伝わります。
「わかる」「私も同じ」と、読む側が自分の経験を重ねやすいからです。
一方、ノウハウには前提がいります。
誰が、どんな経験から語っているのか。その方法は自分にも使えるのか。まだ書き手をよく知らない段階では、正しい情報でも読む理由がありません。
つまり、愚痴が強いのではありません。感情は入口として強く、ノウハウは信用ができた後に強いのです。
この一件だけでSubstackの仕組みを断定はできません。
それでも、投稿の役割を分けて考えるには十分なヒントになりました。
全投稿に三つの仕事をさせない
毎日愚痴を書けば伸びるのか。そう思った方もいるでしょう。
さすがにそれは厳しいです。笑
愚痴はあくまで入口にすぎません。
私はNotes投稿の役割は、次の三つと考えています。
入口投稿
失敗、違和感、驚きなど、一瞬で共感できることを書く。目的は、まだ自分を知らない人に見つけてもらうことです。
信用投稿
なぜそう思ったのか、何を試し、どうなったのかを書く。目的は「この人の経験は参考になる」と知ってもらうことです。
導線投稿
記事で解決できる悩みを一つ示し、続きを読みたい人へ記事を渡す。目的は、反応を集めることではなく、必要な読者を記事へ案内することです。
失敗しやすいのは、一つの投稿で全部やろうとすることです。
共感を取り、専門性も示し、記事も紹介し、購読までお願いする。詰め込むほど焦点がぼやけ、結局どの役割も果たせなくなります。
今日から「3投稿リレー」を試す
難しく考える必要はありません。
同じテーマを、三つの役割に分ければいいのです。
たとえば「記事を書いても読まれない」がテーマなら、次のように投稿します。
朝の入口投稿:「3時間かけた記事より、30秒で書いたNotesのほうが読まれた」
昼の信用投稿:「なぜそうなったのか。私は“内容”ではなく“読む順番”に原因があると考えた」
夜の導線投稿:「知らない人の記事が開かれるまでに必要な三段階を、今日の記事にまとめました」
朝に記事を宣伝し、昼にも宣伝し、夜にも宣伝するのではありません。まず感情で出会い、次に経験で信用を作り、最後に記事を渡す。この順番です。
反応数だけで勝敗を決めない
入口投稿は、反応が広がれば役割を果たしています。
信用投稿は、コメントやプロフィール訪問につながればいい。導線投稿は、反応が少なくても、記事を必要とする人が読みに来れば成功です。
役割が違うのに、すべてを「いいねの数」だけで比べると、判断を誤ります。
伸ばしたい投稿が伸びなかった日は、文章力を疑う前に確認してください。
この投稿は、誰に、何をしてもらうための投稿だったのか。
答えが二つ以上あるなら、投稿を分ける合図です。
まとめ
役に立つ投稿より愚痴が伸びるのは、役立つ情報に価値がないからではありません。
感情は入口になり、経験は信用を作り、記事は解決策を渡す。
それぞれの役割が違うだけです。
次の3本を投稿する前に、「入口・信用・導線」のどれかを一つだけ決めてみてください。
全投稿を伸ばそうとしなくていい。三つがつながったとき、読者が記事までたどり着きます。
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一つの体験を複数の記事へ展開する具体的な手順は、こちらでも解説しています。
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それぞれのポストの役割を明確に意識する・・・ということ。何となくで投稿しちゃってるなあと反省・・・もう少し意識下したいです。