Substackは「きれいな記事」より、あなたの一次情報が強い
一次情報とは、特別な実績だけではない
Substackで読まれる記事は、きれいに整った記事とは限りません。
むしろ強いのは、その人にしか書けない一次情報です。
現場で見たこと。実際にやってみたこと。うまくいかなかったこと。そこに読者は反応します。
AIで文章を整えられる時代だからこそ、「あなたが直接見たもの」の価値は上がっています。
きれいな記事だけでは、記憶に残りにくい
最近は、文章を整えること自体はかなり簡単になりました。
構成を作る。見出しを作る。読みやすくする。タイトル案を出す。こういう作業は、AIを使えば以前よりずっと早くできます。
でも、整っているだけの記事は、読み終わったあとに残りにくい。
どこかで見た話。
誰でも言えそうな話。
正しいけれど、引っかかりがない話。
こういう記事は、悪くはありません。けれど、Substackで人との関係を作るには少し弱いのです。
読者が知りたいのは、あなたの生の声です
読者が読みたいのは、正解そのものではありません。
あなたがどこでつまずいたのか。
何を見て、何に違和感を持ったのか。
実際にやってみて、何が想像と違ったのか。
そこに価値があります。
たとえば、お花の先生なら、完成したアレンジメントの写真だけではなく、花屋で花を選んでいる場面。どの花と迷って、なぜそれを選んだのか。レッスン前にどんな準備をしているのか。
海外在住の人なら、有名な観光地の紹介だけではなく、スーパーで見たもの、保育園で感じたこと、電車で聞こえてきた会話、現地で暮らしているからこそ気づく小さな違和感。
仕事の現場にいる人なら、業界の一般論ではなく、今日実際に起きたこと。お客さんから言われた一言。自分の中で判断に迷った場面。
これが一次情報です。
一次情報とは、特別な実績のことではない
ここを勘違いしている人が多いです。
一次情報というと、すごい実績や珍しい経験が必要だと思われがちです。
出版した。大きな売上を作った。海外で活躍した。有名人に会った。もちろん、それも一次情報です。
でも、それだけではありません。
今日、自分で試したこと。
お客さんから聞いた言葉。
家族との会話で気づいたこと。
失敗して、思ったより難しかったこと。
こういうものも、立派な一次情報です。
むしろSubstackでは、この小さな一次情報のほうが強いことがあります。
なぜなら、読者は完成された先生の話だけを読みたいわけではないからです。同じ場所で迷っている人の話に、救われることがある。
きれいな結論より、そこに至るまでの迷いや失敗。
そこに、その人らしさが出ます。
AIに任せる前に、素材を出す
AIを使うこと自体は悪くありません。私も使います。
ただし、AIに最初から全部を任せると、文章は整う代わりに薄くなります。
なぜなら、AIはあなたの昨日の失敗を知りません。あなたが直接聞いた言葉も、あなたが現場で感じた空気も、最初からは知りません。
だから、先に素材を出す。
今日あったこと。
読者に伝えたい場面。
自分が引っかかった一言。
うまく説明できないけれど、なんとなく大事だと感じたこと。
それをメモしてから、構成や見出しをAIに手伝わせる。この順番が大事です。
AIに経験を作らせるのではありません。経験を記事にする作業を手伝わせるのです。
初心者ほど、日常を素材にしたほうがいい
Substackを始めたばかりの人ほど、「ちゃんとした記事を書かないと」と思いがちです。
でも、最初から完成度の高い解説記事を書こうとすると、だいたい手が止まります。
専門家っぽく書こうとして、よくある文章になる。読者に役立つことを書こうとして、自分の気配が消える。
それよりも、まずは日常を素材にしたほうがいいです。
今日、仕事で気づいたこと。
最近、読者に聞かれたこと。
自分が昔わからなかったこと。
やってみたら意外とうまくいかなかったこと。
こういう小さな話から始める。
小さい話でいいのです。小さい話の中に、その人の視点が出るからです。
一次情報を記事にする簡単な型
書き方に迷うなら、次の順番で十分です。
今日あった具体的な出来事を書く
そこで感じた違和感を書く
なぜそれが大事だと思ったのかを書く
読者ならどう活かせるかを書く
最後に一言で結論を渡す
これだけで、記事になります。
たとえば「花屋で花を選んだ」という出来事があるなら、単なる日記で終わらせない。
なぜその花を選んだのか。初心者が花を選ぶときに何を見ればいいのか。自分ならどこで迷うのか。
そこまで書けば、読者にとって役に立つ記事になります。
出来事だけでは日記。
教訓だけでは一般論。
出来事と教訓がつながると、記事になります。
まとめ
Substackで強いのは、きれいな記事だけではありません。
あなたが見たこと。
あなたが試したこと。
あなたが迷ったこと。
あなたが現場で聞いた言葉。
こういう一次情報が、記事の芯になります。
文章を整えるのはあとでいい。まずは素材を出すことです。
明日の記事を書く前に、今日の出来事を一つだけメモしてみてください。そこに、次の記事の種がきっとあるはずです。
次回の配信もお楽しみください


AIで書くのがダメではない、1次情報の渡し方が大事ですね!
できるだけ生の声を届けたいと思っています