記事が増えるほど、初めての読者は迷う
まずは最初に読んでもらいたい「3本」を決めよう
書き手には、記事の地図があります。
「最初にこの記事を書いて、次にこのテーマを掘り下げた」
そんな流れを知っています。
ところが、初めて来た読者には、その地図がありません。
目の前にあるのは、知らないタイトルが並んだ一覧です。どれから読めばいいのか。自分に関係があるのはどれなのか。
迷っているうちに、そっとページを閉じてしまうこともあります。
記事が少ないうちは、入口を考えなくても何とかなります。
しかし、記事が増えるほど「何を書くか」だけでなく、「どこから読んでもらうか」を決める必要が出てきます。
そこで、まず3本だけ選んでみましょう。
人気の3本ではありません。
初めて来た人に読んでもらう順番として、
安心
関係
実践
この3つの役割を持つ記事です。
新着一覧は、読む順番ではない
Substackの新着一覧には、公開した記事が新しい順に並びます。
ただし、新しい順番は書き手側の時間です。読者が理解しやすい順番とは限りません。
最近書いた記事が、少し専門的な内容だったとします。
以前から読んでいる人には伝わっても、初めて来た人には前提が足りないかもしれません。
逆に、以前の記事でも、初めて来た人の不安に答えているなら、立派な入口になります。
新着一覧は記事の保管方法です。
読む順番は、書き手が別に用意したほうがいい。
10本も並べたら、また迷わせます。最初は3本で十分です。
SBCにも記事が増えてきたので、今回は私が「初めて読むならこの順番」と考える3本を選んでみました。
1本目は「安心」
最初の記事の役割は、読者の不安を軽くすることです。
SBCなら、まずはこれです。
記事は週1回でいい
Substackを始めると、「記事をたくさん書かなければいけないのでは」と考えがちです。
この記事では、初期はNotesで認知を広げ、記事で信頼を積むという役割の違いを整理しています。
最初から記事を量産しなくてもいい。
「自分にも続けられるかもしれない」と思えることが、最初の入口になります。
2本目は「関係」
次は、書き手が何を大切にしているのかを伝える記事です。
サブスタで伸びる人は、うまく書く人ではなかった
ここでいう「関係」とは、人間関係について書いた記事という意味ではありません。
書き手が何を大事にしているかが見える記事です。
この中では、Substackでは自分の記事を書いて待つだけでなく、先にほかの人の記事を読み、反応し、関係を作ることが大切だと書いています。
SBCは、文章のうまさだけで人を評価する場所ではありません。
発信を一方通行ではなく、人との関係として考えています。
長い自己紹介を書かなくても、「私はこれを大切にしている」が伝わる記事を1本置けば、その人らしさは見えてきます。
3本目は「実践」
3本目では、読者が自分で試せるところまで連れていきます。
Substackは「きれいな記事」より、あなたの一次情報が強い
経験したこと。
失敗したこと。
日常で感じた違和感。
そうした自分にしか書けない材料から、記事の種を見つける考え方を紹介しています。
「うまく書かなければ」から、「自分の経験なら何が使えるだろう」へ。
読者が自分の発信に戻れる記事です。
実践記事は、立派な成果を約束するものでなくても構いません。
今日一つ考えられる。明日、小さく試せる。
そのくらいの近さが大切です。
あなたの3本は、どれですか
自分の記事から3本を選ぶときは、次の順番で考えてみてください。
1つ目。
初めて来た人の不安や思い込みを、軽くできる記事はどれだろう。
2つ目。
自分が大切にしている考え方が、もっとも表れている記事はどれだろう。
3つ目。
読んだあと、何か一つ試せる記事はどれだろう。
この3つを考えると、「よく読まれた記事」とは別の記事が選ばれることがあります。
それで構いません。
おすすめ記事の役目は、過去の成績を並べることではありません。
初めて来た人に、道順を渡すことです。
まだ記事が3本ない人は、これから書く3本に「安心・関係・実践」の役割を与えてみてください。
3本を選んだら、プロフィールや「初めての方へ」という案内から、その3本へ道を作れます。
新しい記事をもう1本書く前に、まずは自分の「最初の3本」を選んでみてください。


